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更新せずに・・・1年

はっ・・・・

「何だか忙しい」と言い訳をしながら過ごしていたら・・・

あっという間に1年が過ぎてしまっていました。

こんなことではいけません。

 どんなに間があいても・・・ 続けてゆきます!

 


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【3】 妹 ラブ 誕生 [ラブ]

思いがけず、両親の許しを得て・・・

あのワンコを迎えに行く時がきました。
母と地下鉄に乗って・・・
興奮しすぎて、無言です。
興奮しすぎると話す事ができなくなる・・・(こともある)って、初めて知りました。
何か話したくて、息を吸うけれど
うまい言葉も選べなくて飲み込む・・・ 何度繰り返していたか。

特設会場へ行くと
すぐに売り場のおばちゃんが目に入りました。

自分の胸で鼓動がバクバクしているのを感じながら、ブルーの仔を探すと・・・
いました!! とうとう私の家の子になること決定です!!

おばちゃんに、その事を告げると
「この子とあなたは感じが似てる気がして、連れて帰ってほしいと思っていたの。」と言ってくれました。
リップサービスだったとしても・・ 適当に言っただけ・・でも全然構いません。とっても嬉しかった!

早速、仔犬をケージから出してくれて、私に預けてくれました
昨日より、よりいっそうフワフワ温かくて、身内のぬくもりを感じますl

赤ちゃんの間の、フードの種類や与え方。
昼間や夜の過ごし方。
初回のワクチンを接種しているという事。
次のワクチンをどうしたらよいか、どうなったら散歩に連れて行ってよいか・・・などなど
細かく説明を受けます。
母は、必死に聞いています。
私も、必死に・・・ でももう仔犬が気になって・・・ でも説明も真剣に聞かなければ・・・ と葛藤。

昼間や夜の過ごし方は、なかなか厳しいのです。
仔犬は、慣れない環境に連れてこられただけでも疲れている。
そして、仔犬は寝るのが仕事。
だから、とにかく好きなだけ眠らせてあげること。
起こしたりしないで、そっとしておいてあげること。
どうしても触りたくても我慢。我慢する事が大事
1日に2~3回、10分くらいずつなら、ケージから出して遊んでもいいよ・・・と。
夜は、しばらく寂しくて鳴くかもしれない。
でも、鳴いた時に抱っこしたりすると、鳴けば抱いてくれると思うから我慢。
悲しそうに鳴いても、知らないふりをする事。我慢すること

ごはんは、1日に数回。ふやかしてあげること。
食べたらトイレをするから、トイレシートの上に立たせてあげること。
ちゃんとトイレをしたら大いに褒めること。
トイレもできて落ち着いたら、またそっとしておいてあげること。
寝かせてあげよう。触るのは我慢すること


もう、我慢の連続なんです。こんなに我慢できないかも・・・

そして、
とうとう説明を聞き終わると
仔犬が、頑丈なケーキ箱のような物にスッポリと収められ、手渡されました。

その時、ちょっと驚愕なことが・・・

おばちゃんの目には、うっすらと涙!?
「ずっと見ていたから、やっぱり寂しい・・・」 と。
そして、もし良ければ仔犬の成長した姿を手紙で教えて・・・と、おばちゃんの自宅の住所を!
なんだか、私も感動しました。
この仔、大事にされていたんだな・・・ と・・・。

この数日後、大きな事件が起きるのですが・・・
この時には、おばちゃんとの感動のお別れをして、胸がいっぱいになりながら帰宅。

父も帰ってきて
玄関で靴を脱ぎながら 「どこにいるの?可愛いの?」と顔がにやけています。

家族が揃って、真ん中に仔犬。
ポテポテと歩きながら、みんなを見上げて 「出してほしい~~」と言っている(ように思える)!!

でも、出すのは我慢(涙)

父が、「名前はどうするの?」と一言。
そうでした。名前を全然考えていなかった・・・。
なのに、私の口は勝手に開きます。 「名前はラブだよ!」

どうして!全然考えていなかったのに!!
でも、どうしても みんなが愛しているよ!という名前以外にはない!と思ってしまいました。
ちょっとありきたり(後から思えば)なのですが、この瞬間、私の妹ラブが誕生したのです。

ラブ!
うちの子になったんだよ~

ラブ!
これからはいっつも一緒にいるんだよ~

ラブ!
今はまだ無理だけど、公園に行ったり ドライブしたり、いろんな事して遊ぼうね!

ラブ!
私と会ってくれて有難う!!

ラブ!
大好きなんだよ~~~~~

神様有難う・・・  ラブに会わせてくれて・・・(ラスカルみたいですね♪)

そんな事をグルグル思いながら、1日目が終わっていきます。

夜、部屋の隅に設置したケージにタオルをかけて、反対の壁際のベットに横になりましたが
眠れるわけがありません。
ラブが落ち着きなく動いたり、パタンと座っては、また立ち上がる様子を音で聞きながら
気が気ではありません。
そしてとうとう・・・
キュ~ンキュ~ンと鳴き始めました。
飛び出していって抱っこしてあげたい!! でも、仔犬の為に我慢した方がいい・・と何度も言われた・・。
心を鬼にして、知らないふりをします。
でもキュ~ンキュ~ンは15分くらい続いています。
我慢できずに、ベットから出て、枕と毛布を持ってケージの前で横になります。
ケージにかけたタオルの隙間から、ラブが見えました。
ラブも私を見つけて、可能な限りそばに来ました、ケージの間から、ラブの毛や小さな手足がはみ出てます。

可愛い!触りたい!!

でも、そこは何とか我慢して、「私もここにいるよ!ここで寝るよ!」と、ラブを見ます。
おばちゃんとの約束はやぶっていない・・・はず!
ラブは少しの間、外に出たそうにしていたけど、とうとうケージの隙間から鼻を出して
眠り始めました。私の顔を見ながら、あっという間に目をつぶって・・・。

あぁ・・・ 守るべきものがいるんだ・・・
そんな溢れる思いを感じながら、私はとうとう朝まで眠れずにラブを眺めていました。
途中でひっくり返って、ポッテリしたお腹がゆっくり上下に動くのを見ていると
嬉しい気持ち、優しい気持ち、温かな気持ち、感謝の気持ち・・・
いろいろな想いが浮かんできました。

幸せ・・・ まさに、幸せが舞い降りていたと思います。
心から、嬉しい時間でしたぁ。

2005_0727デジカメ0040.JPG

 2005_0727デジカメ0042.JPG

この写真は、家に来て2日くらい経った時。
お店に居たときから、とにかくおっとりしていて大人しかった仔犬。
でも、この時は、なんとなく少し元気のないように見えました。
私はこんなに我慢しているけれど、環境の変化で疲れているのかな?まだ寂しいのかな?
と思っていました。

落ち着いたら、元気いっぱいになるだろう!って。。。



数日後に大事件が起きることを知らずに・・・・

《次へ続く》


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【2】 まだ居てくれますように・・・ [ラブ]

さて・・・

母親に頼み込んで、一緒に見に行ってもらうことにはなったものの

当日、
学校での授業中も
ランチ中も
友達と居る時も・・・

頭にも心にも浮かぶのは、ブルーの仔犬の事ばかり。
しかも、段々と心配な事が頭をよぎり始めました・・・

『誰かの家の仔犬になっていたらどうしよう・・・』

『いや、だって昨日の夜に見に行ったばかりだから大丈夫!』

『でも・・・ あんなに可愛い仔犬なんだから、とっくに家が決まっててもおかしくない・・・かも・・・』

そんな具合に、右から・・・ 左から・・・ 上から・・・ 下から・・・ 遠くから・・・ 近くから・・・ 
いろいろな心配の声が聞こえてきます。
男の先生の顔ですら、段々と、仔犬がいたお店のおばちゃんの顔に見えてきます。
『早く来ないと居なくなっちゃうよぉ』と、言っているように見えてきて、落ち着かない。

そんな長い時間が過ぎて、いよいよ現地へ!!
待ち合わせた母の顔は、とてもにこやかで、私も段々晴れ晴れとした気分になってきました。

『まだ居るに違いない!絶対居るに決まってる!! ・・・ どうか、居てくれますように・・・!!!』

エレベーターはもったいぶらずに私達を催事フロアで降ろしてドアが閉まります。

『わあ、すごい動物の匂い』と母。
だって、こんなにたくさんの動物がいるんですもんね。

だけれど、私には、他のワンちゃんやネコちゃんたちは見えません。
気づけば走って例の場所へ!!



『あ!!!・・・居ないかも!!!』


お兄ちゃん犬だけしか見えない・・・


『ああ・・・ 私は運がないんだ・・・』



自分の鼓動のドキドキが太鼓の音みたいに聞こえてたのを、今でも何故か思い出します。
すごく冷静だった私。泣かないように頑張ろうって思ってたから。



『・・・・・。』



昨日のおばちゃんが私を見つけて声をかけてくれました。
『昨日のお姉ちゃん、またこの仔を見に来てくれたの?』



『・・・・・!?』



おばちゃんが、たくさんちぎってフカフカにしいてある新聞紙の中から、仔犬を引っ張りだします。



『ああああぁぁぁ~~~~っ』



ちょっと新聞紙の色と同じだったので、頭からもぐっている仔犬こと・・・
興奮してて見えてなかったんですね。
全然冷静なんかじゃなかったんです。


突然、あちこちから光が射して、仔犬が光輝いて見えます。


なんとか追いついてきた母が、隣りで 『あらぁ(可愛い)』と呟いたのが聞こえました。
『なんて大きな目なんでしょう~。綺麗な色ね~~。』と母。
昨日は、あんなに遠慮していたけれど、今日は母と一緒に仔犬を抱かせてもらって・・・
家族になってほしい・・・ という気持ちがますます膨らみます。
母もちょっと顔が赤くなっていたのをチェック。 『ママも気に入ったんだ!!』


その日の帰りは、何故か口数が少なくて・・・
私は不安で話せないし 母は何か考えているみたい・・・

ただ・・・
『あの仔犬、今日も私をすごく見てた』
と言うと、母が、
『ママの事もすごく見てたよ』と負けずに!

その後はずっと無言。
どんなふうに私を諭そうかと考えているのかな? 地下鉄の中で涙が出そうです。



そして帰宅。
ほどなくして父も会社から帰宅。



すると

母が、父に、こう言ったのです。






『パパ!仔犬を連れてきちゃダメかなぁ?』






え??








『パパ!仔犬を連れてきちゃダメかなぁ?』











確かに、そう言ったのです。



わぁ!!!ビックリしてドキドキで破裂しそうです。



次の瞬間、父親は 『そんなのダメだよ。そんな話じゃなかったでしょ。』

でも、もはや母親は引き下がらない。
『ただの仔犬じゃなかったの。とっても可愛くて気が合う仔犬だったんだから!』
父親も、『NO』の繰り返し。
しまいには『パパだって犬好きだし、可愛いと思うけど、きっとみんなちゃんと世話をしないよ。
散歩だって毎日行ってあげなきゃ可愛そうなんだよ。でも、きっと忙しいとか言って行かなくなるんだ。
そんな可愛そうな事はしちゃダメだよ。

と、非常に熱く語りました。


何故、母が 『気が合う』と思ったのかは、今となってはわかりません。
何故、父があんなにも熱くなったのかも、今となってはわかりません。





ただ1つハッキリしているのは




最後に、父が・・・・・







『じゃあ、明日さっそく連れて帰ってきなさい』って言ってくれたこと。







父に、『絶対に、毎日散歩してご飯もキチンとしなきゃダメだよ。返すからね!』
って言われたけれど、返すことなんてあるはずがないって事、私はもちろん知ってました。










やったぁ!!!













やったぁぁぁ!!!!













やったぁぁぁぁぁぁ~~~~~っ!!!













この日は、私にとって特別の日であって
何故か本当に分からないけれど、いろいろな事が鮮明に覚えています。
きれぎれに・・だけれど、
父の言葉は、まるで昨日聞いたかのように聞こえます。
『だめだよ』と言いながら、段々顔が笑っていたこと・・・
見逃さなかった!


きっと

仔犬が家族になってくれるのは、運命だったんだ!


そんな事を胸いっぱいに感じながら
前日とは違って、ぐっすりと眠れたのでした。


だって、早く次の日にならないと、迎えに行けないから!



《次へ続く》





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【1】忘れられない姿  [ラブ]

1991年
数字にしてみると、なんだかものすごく遠い昔のような気がしますが

私はその頃短大生で、就職も決まっていたこともあり
参加していたサークルでみんなと遊びに行ったり
アルバイト先で、先輩のお姉さんやお兄さん達と一緒に過ごすのが
楽しくてたまらない毎日でした。

短大の授業も毎日ありましたけど、バイトも毎日入っている!
そんな感じです。

地下街で、雑貨や靴などを販売している可愛いお店で
本当の大人にまざって、時に厳しく仕事も教えてもらって・・・
頑張ったり 甘えさせてもらったり、大のお気に入りの場所でした。

先輩店員のお姉さんの1人春さん(仮名)にとても可愛がって頂いたんですが
その春さん、大の犬好きで、家にはマルチーズが2頭住んでました。
私ももともと、動物が大好き!馬が大好き!犬と生活したい!!!
(ちなみに私の馬好きは半端じゃなく、小さい頃の夢は【騎手】か【厩務員】
20代のほとんどは、毎年馬を見るために、友達を誘ったり1人で静内や浦河に
夏の間何度も訪れるほど。乗馬をやってましたが、最近はなかなか機会がないです)

というタイプだったので
もう春さんが羨ましくて!
よく遊びに行っては『帰りたくない~』という感じ。

父も母も犬は好きだけれど、その当時【犬を飼う】という事にについては反対されてました。
理由はいろいろあったけれど、私も諦めていたんです。


そんなある日

バイト先で、店長(男性)も犬が好きという話から
当時ススキノにあった ヨ〇クマツ〇カヤ の催事で、【ワンワンニャンニャン集まるよ~】
みたいなものがあると聞き、ある日、春さんに連れて行ってもらったんです。

いくつかのブースに、ズラリとケージが並んでいて、興奮気味に端から順番に覗く私達。
春さんに『子犬は疲れちゃうから、あまりちょっかいかけちゃダメよ』と最初に言われていたので
少し、遠慮気味に覗きながらも・・・・ 
あ~どうしよう可愛いっ!!!
興奮は隠せません。


そしていよいよラブとの出会いが・・・


あるケージの前にくると、シェルティが2頭。
隅っこで小さくうずくまっているブルーマールと、元気に動き回っているトライの仔(確か・・)。
名犬ラッシーで育った世代の私。
ラッシーによく似たシェルティに惹かれた・・・のもあるんですが、

隅っこで静かにしていて、目だけ動かして私を見る仔犬。

その、

まん丸で
何か考えてるような
私の事を想ってくれているような
真っ黒の
クリクリした瞳から
目が離せなくなっちゃったんです。

全然動かなくて、ちょっと元気がなさそうなのも気になってしまって
その仔犬と目が合った瞬間から、私はその仔犬の事しか目に入らない。

春さんが
『misakinちゃん、あの隅っこで元気ないワンちゃんは、ブルーマールっていう毛色で
去年くらいまでは、全然見かけない色なんだよ~。いつだったか、あの色で初めてチャンピオン犬が
でて、それから~~~~~~~~~~』と、専門的な説明をたくさんしてくれてたけれど
正直、耳には入らない(春さんゴメン)感じで、ブルーの仔犬ばかり見てました。

その場を離れて、何個か先のケージの前に居ても
ブルーの仔犬のケージに目を向けると・・・

なんと!その仔犬は私を見てるんです(ような気がする)!

更に違う所から見ても、やっぱり私に気づいてくれている!!!!


そして、とうとうブルーの仔犬のケージの前に舞い戻った私は
意味もなく、ただただ涙目になってしまったんです。


そんな私を見たお店の方は 『せっかくだから抱いてみませんか?』と。
それまでは、春さんに、あんまり抱いたりしないほうが仔犬のためだよと
言われていたので、ずっと断ってきたんですが、今回はとうとう・・・!


ブルーの仔犬が、お店のおばちゃんに抱かれた(わぁ小さい!)

私の方にぐいっと差し出される(お尻がポテンとしている!)

仔犬がちょっと不安そうな顔で足を動かしている(小さな足が踏ん張っている!)

おぉ~~仔犬がとうとう私の腕の中にストンと入ってきます(泣きそう!!)


ううっ 嬉しい・・・
温かい~!!
そして信じられないくらいフワフワ!!
お腹がポテッとしていて
手のひらにドキドキと鼓動が伝わってきます。
そして、顔を覗き込んだら・・・ やっぱり私を見ている(当たり前なのかも)!
口がフアフアと動いていて・・・
『misakin!』 と言っているとしか思えない!

可愛い私の妹・・・
いや娘!?
一瞬にして、血の繋がりすら感じてしまう出会い!!
偶然とは思えません。


でも、この日家を出る時も母から
『春さんに、よろしくね。でもmisakin、うちは犬は飼えないからね』と釘を・・。

もちろんダメだよねぇ・・ と自分に言い聞かせながら、
それでも熱い胸のまま、春さんとお店を出ました。




そして夜。

母親に懇願。懇願。懇願!!!

でも、首を縦には振りません。


そうだぁ・・・

『ねえママ。飼わないって決まってたんだし、それでいい。
でも・・・、どうしてもママにも見てほしいくらい可愛い仔犬だったから。
見るだけだから・・・催事もう終わっちゃうから・・・ 1回だけ一緒に行って』



『お願いだから!ママに見せたいだけだから!!!』



『分かった。本当に見るだけでいいのね。』



そう言ってくれた母親が、
ブルーの仔犬を見た時に気持ちが動いてほしい!


そう思う事に、かすかな希望を託して。。


その夜は眠りにつきました

・・・・・・ なんて事はできるはずもなく!


もう、あの仔犬がまぶたの裏にしっかり焼きついていて
目を開けても、目を閉じても、仔犬が私を見つめ続けているので
全く眠れぬ夜を過ごしたのでした。


目を閉じると、浮かんでくるのは・・・

仔犬と私が楽しくじゃれあう姿!
草原を駆けたり・・・  波打ち際でワンワンとはしゃぎあう  仔犬と私・・・。



あぁ 神様! どうかママが『この仔犬家に連れて帰ろうね』と言ってくれます様に!!!



《次回へ続く》


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ラブ!Happy Birthday! [ラブ]

こんにちは!


今日 8月30日 はラブの誕生日でした。


元気だったら19歳になります。



実は、
ご報告がすごく遅くなってしまったのですが

ラブは、2009年1月12日に 朝になりゆく空へ、ゆっくりと昇って行きました。



とても元気で、丈夫な子だったので
この日、こんな風に、突然お別れするなんて、思ってもいませんでした。


1ヶ月くらい前から、
食事ができなかったり、元気がでなかったり
少しずつ、心配は増えていたけれど
毎月の血液検査は、ラブなりに悪くない結果が続いていたし
持ち前のマイペースさと、ニコニコ機嫌よく過ごしてくれていたので
まだまだ・・ もう少し・・ 一緒に過ごしていけると思っていました。


でも、
心のどこかで、
本当に少しずつ・・・
私の腕の中の、この小さな体の中の、
私にも、ラブ自身にも、病院の先生にもどうにもできない何かを
感じないわけにはいかなかったので

いつか、【覚悟】というものと向き合わなきゃいけない・・・

って、そんな思いは、ずしんと心にありました。




最期を迎える時、


ラブは、私達夫婦が仕事から帰宅するのを
ずっと待っていてくれたんだと思います。

きっとすごく具合が悪かったのに・・

倒れるようにしているラブに驚いて駆け寄った私の前で
ムクッと立ち上がって
いつものように、『おトイレ行くでしょ』って素振りを・・・

夫が安心して外に連れて行き
『ラブ元気にトイレしたよ。大丈夫そうだよ!』って
仲良く玄関に。

足を洗ったり、拭いたりして、いつも通りの行動が終わった時でした。

突然、座り込んで、それから立ち上がれなくなってしまいました。


それから

何時間も
ラブは頑張ってくれました。

私と夫に抱えられて、ラブはとても静かに命を閉じていきました。





こんなに悲しい時にも
ラブは、いつもと同じ顔で、今にも起き上がってくるような顔で・・・





ラブには、たくさん感謝を伝えたけれど
私はラブに、どんなに毎日『ありがとう』を伝えても
全然足りないくらい、今までの毎日は幸せだったなぁ・・・って思います。




今、こんな風に言葉にしても
何もまとまらなくて、よい文章なんかにもならなくて、
ただ『会いたい』っていう気持ちが、体の中から湧き出してくるだけなので

あまりここに文章を残す意味はないのかもしれない。



でも、
せっかくラブと始めたこのブログを、ラブと一緒に完結したいな・・って
思うようになったので。



次回からは、
ラブとの出会いからの事を、ラブの思いと一緒に、書いてみたいって思います。



誰かに対して・・・ 紹介できるような、すごいエピソードもなければ
文章力もないけれど、
私たちとラブの毎日を、思い出しながら、自分自身とも会話ができたら
嬉しい気がします!



では、
次回から、元気にスタートしますよ!!

 TS3E0670.JPG

お空へ逝った、1ヶ月ちょっと前のラブです。


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